院内風景

根管治療

根管治療とは

虫歯の痛みに耐える男性
こんなお悩みはありませんか?
  • 治療を受けたが痛みが取れない
  • 何回も治療に通っているがなかなか治らない
  • 抜歯と診断されたが歯を残したい
  • 虫歯が大きく神経に達している

歯の神経や、根の先が膿んでしまった時には根管治療が必要となります。
歯の神経を取ったり、根の中を清掃していく処置はとても繊細で専門的な知識・技術が要求されます。

あなたの歯を守るため、歯内療法に関し専門的なトレーニングを受けたドクターが治療に当たらせて頂きます。

当院の精密な根管治療

歯内療法の成功率を高めるために
  1. ラバーダムを用いた無菌的な処置の徹底。
  2. マイクロスコープを用いた精密な治療
  3. CT、デジタルレントゲンを用いた正確な診断
  4. アメリカの歯内療法専門医が行う治療のプロトコールを遵守した治療を行う

以上の取り組みをしています。

根管治療のメリット・デメリット

メリット

  • 痛みが取れる
  • ご自身の歯を抜歯しなくて済む

デメリット

  • 治療に回数、時間、費用がかかる
  • 精密に根管治療を行っても治癒に至らないケースもある

精密根管治療(自費診療)

日本で従来より行われてきた一般的な深いむし歯の治療:歯内療法は、その場の症状を消すために、歯に大きな穴を開け、神経をある程度取り除き、痛みを感じなくしてからふたをする治療で、細菌に対する配慮があまりなされておらず、いわゆる「対症療法:症状に対する治療」と言えるでしょう。

それに対し、欧米の歯内療法専門医が行う治療は、細菌感染を排除するための様々な配慮を行った上で治療する「原因除去療法:原因を絶ち再発を防止する」と言えます。

さらに、深いむし歯により感染した歯髄腔や根管は、非常に複雑な形をしており、そこに器具を入れて治療するわけですが、どこの歯も直接見ながら治療できないので、いわば手探りの治療を行っていました。
しかしながらアメリカでは、歯内療法専門医が治療を行う場合、手術用顕微鏡の使用を義務づけ、歯の中を大きく拡大し、しっかり照明を当てながら、直接観察・治療できる環境でしか、治療を認めないようになりました。その結果、治療の成功率は日本のそれとは大きく異なり、おおよそ90%の成功率を誇るといわれております。

精密根管治療と保険治療の違い

精密根管治療保険適用の根管治療
無菌的処理厳密に行う(オラシールや周囲の消毒まで)行わない場合が多い(診療報酬がないため)
タービン・エンジン個人別に滅菌使い回しの事がある(当院では個人別に滅菌)
バーハイレベル滅菌のバーを使い捨て滅菌したバーを使い回し
Ni-Tiロータリーファイルハイレベル滅菌のファイルを使い捨て滅菌したファイルを使いまわし
ハンドファイルハイレベル滅菌のファイルを使い捨て滅菌したファイルを使いまわし
根管洗浄剤適切な濃度の次亜塩素酸ナトリウムやEDTA、滅菌精製水水道水の場合が多い
根管貼薬剤水酸化カルシウムFCやFGや市販の糊剤が多い
仮封厳密に封鎖できる材料ストッピングの場合が多い
治療回数1回~3回何回もかかる場合がある
治療費自由診療のため高額保険診療のためリーズナブル
成功率90%50%程度

精密根管治療の費用

精密根管治療にかかる処置費用には各種保険の適用がございません。
治療費は全額自己負担となりますことをあらかじめご了承ください。
初診カウンセリング・診査11,000円
再診料2,200円
生活歯髄療法33,000円
根管治療(抜髄または初回感染根管)前歯 77,000円
小臼歯 99,000円
大臼歯 121,000円
再根管治療(以前に根管治療を受けている歯)前歯 99,000円
小臼歯 121,000円
大臼歯 143,000円
隔壁作成5,500円(算定は一回限り)
ポスト除去11,000円(1歯につき)
仮歯製作5,500円(1歯につき)
充填処置16,500円(1歯につき)
支台築造作成22,000円(ファイバーコア27,500円)
根管内異物除去22,000円(1個につき)
穿孔修復22,000円(1箇所につき)
歯内療法外科(マイクロサージェリー)前歯 110,000円
小臼歯 132,000円
大臼歯 154,000円
歯根破折診断33,000円
セカンドオピニオン11,000円

  • 上記の料金は、全て税込表示です。
  • 歯種による料金設定です。根管数による加算・減算はございません。
  • 根管治療には通常X線画像診断、CT撮影診断、ポスト以外の修復物除去、ガッタパーチャ充填の費用も含まれます。
  • 当院での生活歯髄療法後、3年以内に根管治療に移行した場合、治療費はその差額となります。
  • 当院での根管治療後2年以内の歯内療法外科処置は半額(前歯55,000円、小臼歯66,000円、大臼歯77,000円)となります。但し、治療期間中に症状改善が見られない場合または、経過観察にて予後判定をしている場合に限ります。
  • 支台築造作成料は防湿下直接法によるレジンコアまたはファイバーポストコアの作成料となります。
  • 術中に対応不可能な歯根破折を発見した場合には、根管治療費は歯根破折診断料の算定へ変更となります。
  • 治療費の補償制度はございません。
  • 術後1ヶ月、3ヶ月、1年、4年に経過観察(レントゲン撮影)を致します。経過観察時は診察料はかかりません。